加齢臭の予防と対策 加齢臭のメカニズム 2011年5月3日 加齢臭は何が原因となって臭うようになるのでしょうか。 年をとってくると、血管の中に老化物質が溜まってきます。 それは皮脂腺も同じで、皮脂腺から出てくる皮脂は肌を潤す働きがありますが、年とともに「パルミトオレイン酸」という脂肪酸が皮脂腺の中に増えていくのです。 これと同じように過酸化脂質も増えていき、二つが酸化、分解することによってできる皮脂酸が「ノネナール」、加齢臭の元と言われている物質です。 男性に加齢臭が多いとされるのは、皮脂の分泌が女性に比べて多いからで、女性に全くないというわけではありません。 ノネナールが高齢女性の体臭の研究で発見された物質であることからも明らかです。 加齢臭という名前の通り、若い人にはノネナールはほとんど無く、40代以降にあらわれるのが特徴です。 また、汗腺を通して臭うのではないので、ワキや足からは臭いません。 多く耳の後ろや頭皮、うなじ、おでこから鼻にかけてのTゾーン、つまり皮脂腺が集中している部分から臭います。 枕が特に臭うと感じるのはこのためですね。 体から発せられる加齢臭は、皮脂腺の多い背中や胸です。 どこから臭うのかを意識することが臭いの予防にも繋がるのです。 以前 加齢臭を増加させる原因 最近 リンクサイト その1